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蝙蝠とか

バットマン関連の自己満足雑記。

ダークナイト 

そんなわけで超絶楽しみにしていたダークナイト公開ということで容赦無く感想書かせていただきます。
ネタバレはありませんが途中注意点が一点だけあります。
興味無い人はブラウザバックプリーズ
ちなみに今回はジャパンプレミアも行く事が出来て非常に満足でした。
まず何よりも大事な話の構成ですが正直こんなストーリーを考え出したのは凄いと思う。
どんなに信頼を寄せる相手でも本当に信用していいのか、そんな疑心暗鬼が最初から最後まで続き、予想外の裏切りやまたその逆など
観てる側としてはメインではブルース、レイチェル、デント、ゴードンしか信用できなくなってきます。
またジャパンプレミア時にも書きましたがクライマックスとも言える展開が連続して起こり
これをぶつ切りにして別の映画のクライマックスにしても全然いいじゃないかと言えるくらいの出来であり
さらに一切妥協せず、どう考えてでも構想や実験を繰り返し撮影完了後にはスタッフから拍手喝采が起こるようなシーンでも実はただの前置きであり
その後にはそれ以上のことをやってのけているのでダルさがまったく無かったです。
あと個人的にですが序盤でフォックスがとあることをするために
60年代にスカイフックという回収方法があったと言ってましたが
MGS3やった人にはお馴染みのフルトン回収システムですね。
演技であっても実際にやるのを観るのは非常に興味深かったです。


キャラクター関連に関してはバットマンのスーツは今回新型になりますが
当初画像が出来たときなんかフォーエバーのソナースーツみたいな気がして不安だったんですが
あそこまでハイテクではなく、ビギンズのスーツの正当進化系なのでまったく違和感がありませんでした。
ただやはりいままでのバットマン作品とは違い、人間離れした化け物というよりは極限まで鍛えていても所詮人間であるという実感されるようなミスが結構ありましたが
それらがより現実味を増していてよかったです。
ただもちろん人間離れした化け物も大好きですよ?
そして今作から登場するバットポッドですが
登場の仕方は実際予想通りだったので驚きませんでしたが
あのカメラが追うような視線の映像はたまりませんな。
ただ乗りこなしたのが結局イギリスのスタントただ一人ってどんだけ操作難しいんだろう・・・。

ジョーカーは後にしてもう一人のメインであり
最終的にはヴィランとなるトゥーフェイスですが
まず怖い(笑)
おまけに右目まぶた無いから瞳乾かないのかと
冗談はこれくらいにして最初ジョーカーが出て更にトゥーフェイスまで出ると聞いたとき
消化できるのか?と本気で思ったがこれだけうまく溶け込んだの正直驚いた
ハービーデントというキャラクターが出たからこそこの作品がここまでのクオリティに達したのは紛れもない事実ですし、決して外すことの出来ないキャラクターです。
そしてトゥーフェイス特有の二面性ですがこれこそ今回のダークナイトのテーマであり
それを象徴したキャラクターこそトゥーフェイスであり
ジョーカーばかり目が行ってる今作の中でも
そのジョーカーにも充分負けず劣らずの存在感を持っています。
あとはフォーエバーの中途半端なトゥーフェイスがやっと本当の姿となってスクリーンに登場したのも嬉しかった。
一応隠しキャラ扱いですのでフィギュアもまだ出てませんが6インチと5インチ出たら両方買おう。

そしてヒースレジャーの命を掛けた傑作キャラクター、ジョーカー
昨日の日記でニコルソンが95点ならヒースは90点と書きましたが
それは決してニコルソンより劣っているわけではなく
ジョーカーらしいか、という点でつけた点数でありその演技は間違いなく一番の演技でした。

個人的にはニコルソンのジョーカーは子供が暴力ゲームをやって笑うような印象でしたが
今回のジョーカーは骨の髄までイっちゃてるキャラクターでした。
バットマンとジョーカーは永遠のライバルであり対照的な存在として存在し続けていますが
バートン版のときは狂気を内包したバットマンと狂気をさらけ出したジョーカーの対照的な扱いが非常に良くまとまっていましたが
今回のバットマンは原作と同じく狂ってはいなく、その胸には悲しみしか持っていません。
なのでバートン版と同じ対比は使えず今回はどうするのかと思いましたが
ビギンズのとき、ブルースは人々に希望をもたらすシンボルが必要と言い、自分はただ人々が動くための活力となればとバットマンになる決心をしますが
対するジョーカーは絶望のシンボルとして描かれています。
ニコルソンのジョーカーは直接手を下していましたが、
今回のジョーカーはあくまでも人が墜ちることの手助けをしてるだけに過ぎず
どんなに正義感が強い人でもちょっとしたことをしてやればいとも簡単に墜ちるということを証明させるキャラクターでありそういう意味では
バートン版のジョーカーよりも一回りも二回りも残忍なキャラクターでした。
またバットマンは厳格なルールを守りジョーカーはルール無用という点でも対象的です。
そんな演技をするヒースレジャーの演技はほんと鳥肌ものであり
不思議な魔力を持っています。
二回観た僕でも鑑賞後は無性に顔を白く塗ったくって口を裂き
暴れたい衝動に駆られるほどでした。
それだけの魔力を持ったのにはやはりヒースの力の入れようが強く感じられます。
彼は撮影のとき殴られるシーンはほんとに殴れといい、
顔のメイクは自分で行い(劇中でも指先が白くなってます)
監督のクリストファーノーラン曰く心の底からジョーカーになりきっていたと言いますが
いくら演技だからと言ってこんなことを笑いながらするのは間違いなく良心が痛むでしょう。
だからこそ悪魔と魂を引き換えにして他人を魅了できる魔力を持った
今回のキャラクターが出来上がったとしか思えなかったです。
ほんとこのジョーカーを二度と観れないが残念です。

ただ上にも書きましたニコルソンのジョーカーよりも点数が低い理由ですが大きく二つありまず何よりも
「笑わない」
一切というわけではないですが回数が片手で足りるほどしか無いような気がします。
その点ニコルソンのジョーカーはとにかく笑って笑う以外の表情をしろよと突っ込みをいれたくなるど
何をするにしても笑っていました。
しかしクライマックスのとあるシーンでニコルソンジョーカーを思い出すシーンがあったと思いましたがあそこではヒースジョーカーは
思いっきり笑っててあのシーンだけはかなり気に入りました。
これが一つ。

もう一つが
「遊ばない」
これも上記と同じですが序盤で手品をしたときはいいかなぁと思ったんですが
それ以降どっからどう見てもただの遊びってのがほとんどありませんでしたがニコルソンジョーカーは遊びまくってます。
テレビをボクシンググローブ状の飛び出す機械でぶっ壊したと思ったら
次はショットガンでテレビを吹っ飛ばしてたじろいてたり。
写真切りまくって部屋汚くしたり美術館の絵をラクガキしたり
そういう遊びを期待してましたがあまりインパクトの大きいものは無かったです。

注意!
以下ジョーカーの劇中での心情の変化について書いてます。
ですのでまっさらな気持ちで観たいという方はこれ以上見ないでください。
それくらいなら大丈夫という方や既にご覧になった方はどうぞ




そんなジョーカーですが当初彼はバットマンの正体をばらすためにと登場しますが
バットマンと出会うことにより彼の存在こそが自分の生き甲斐と感じ
いきなり正体をばらそうとすることをやめ、逆に正体を守ろうとします。
更に彼の最終目的が殺しをしないというルールを守り続けている
バットマンをとことん追い詰め、自分を殺させようとすることであり
ジョーカー自身もおもしろくなくなるからと絶対に殺そうとはしません。
これこそ僕の待ち望んだジョーカー像の一つでバットマンという作品は
街の人々を巻き込んだバットマンとジョーカーの壮大な遊びというのが気に入ってる自分としては
それがここまでリアルに映像化されたことが嬉しく思います。

結局バットマンもジョーカーも同じだと思いますし原作のとある話でも
バットマンがそれを認め、アーカム精神病院でジョーカーと一緒に笑いあうという話もあります。
そんな対立が垣間見えたような気がしました。

てなわけで制限かけないと延々と書きそうなのでこの辺で止めて置きます。
でわ
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